八極門第七代宗師・呉連枝老師を初めて四国の地にお迎えしてから早、一年。記念すべき日から丁度一年目に当たる2000年4月29日に、八極拳社の数名は老師に再会することが出来た。

 今回、呉老師は東京での講習会のため来日された訳だが、東京訪問に先立ち急遽、関西に立ち寄られることになり、西日本地区の学生の練習状況を参看された次第である。一般の講習会ではなく、あくまで自主練習の目的で某会場に集まったのは、真摯に八極を学ぶ同門学生のみ。八極拳社からも数名が参加した。(写真は呉連枝老師近影。2000年4月30日、練習会場にて。)
 二日間の練習は、今までに学んだ套路の復習を中心としたもので、当然ながら我々が昨年途中まで学習した「四朗寛」も含まれる。八極拳社からの参加者は、まだ多くの套路を学習してはいないが、普段あまり同門との交流がない分、この様な機会は有り難い。それぞれが少なからず成果を得たに違いない。二日目には「六合大槍」や「劈杆子」も御指導頂くことが出来た。
 また、喜ぶべきことに近い将来、ふたたび四国の地を訪問して頂ける運びになりそうである。まだ具体的な話は進んでいないが、我々には大いに励みになる。

(2000.5.7作成)


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